ご挨拶

第180回 東北外科集談会
第106回 日本胸部外科学会東北地方会
第 38 回 日本血管外科学会東北地方会
第 95 回 日本小児外科学会東北地方会

当番世話人
南谷 佳弘(秋田大学大学院医学系研究科医学専攻 腫瘍制御医学系 胸部外科学講座)
 新型コロナウイルス感染症パンデミックのため一年延期となった本会も、この度、完全オンライン配信として開催方法を変更し、令和3年9月25日(土曜日)に開催します。
 未だ感染収束が不確かな状況でありますが、会員先生方の総力をあげての献身的なご努力により、素晴らしい東京オリンピックと共に、この歴史ある、第180回東北外科集談会、第106回日本胸部外科学会東北地方会、第95回日本小児外科学会東北地方会、第38回日本血管外科学会東北地方会から構成される合同学会の盛り上がりを大いに期待しております。
 本会は180回という長い歴史を持ち、東北地方の市中病院から各県の大学病院までの外科医が一堂に介し、症例報告、拡大手術を含めた手術手技、そして最新の基礎研究や臨床試験まで幅広い外科分野に関して熱い議論が交わされます。また、この会は医学生、研修医、若手外科医にとって初めての学会発表の登竜門としての役割も果たしています。私を含め、この会から巣立った多くの外科医が日本全国で活躍しています。
 今回、特別講演として岩手医科大学医学部外科学講座、大塚幸喜(おおつかこうき)先生をお招きし、ご講演いただく予定です。大塚先生は大腸がん腹腔鏡下手術の第一人者であり、高度な技術と専門性を重視した質の高い大腸がん治療を提供しながら、現在まで2000例以上の腹腔鏡下手術を手がけていらっしゃいます。これまで岩手医科大学は多くの腹腔鏡技術認定医を輩出し、後輩の育成にも定評がある先生です。
 明日からの診療に役立つ外科集談会にできるよう、教室一同、鋭意準備を進めております。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

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